2013年5月26日(日) NSR FSWショートコースミニろく
タイミング的に今回は写真付きでお送りします。(yelloracingさん写真ありがとうございます!!)
 
天気 曇り時々晴れ
気温 けっこう暑い
湿度


エントリー体制
チーム名 オレンジレーシングサービスPEPSI
ゼッケンNo.
ライダー yellowracingさん物欲111、倒立750、転倒23


フリー走行結果
FASTEST 41.517 ⇒16番手/出走41台
転倒 0回
予選グリッド 8番(届け出順)


決勝結果
クラス順位 4位/出走21台
総合順位 8位/出走41台
LAPS 514laps
TIME 6:01'15.134"
FASTEST 37.810 at 34lap
転倒 0回


タイヤチョイス
フロント BS BT601ss YCY 1.6kPa
リア BS BT601ss YCZ 1.6kPa


<もはや恒例>
まあそうですね、もはや恒例となったこの行事。FSWミニろく。
結婚し、子どもが生まれ、サーキットに足を運ぶ機会もめっきり減った30代前半の元走り屋風、そんなORSの面々がそれでも何とか1年に一回はツナギに袖を通そうじゃないかという、最後の砦的なイベントになってきた、、、そんなFSWミニろくに今年も参加しました。
まあそれでも今年はなんとか事前練習も行って、それなりに準備はしてこれてますけどね。
☆マシンのほうは
こちらも例によって、ORSワークス車たる転倒23号NSR-miniです。
転倒23号NSR-mini
昨年、死ぬ気で塗装を完了させたので、今年はその工数をライダーの練習走行とマシンの整備につぎ込みました。主な整備内容は、以下のような感じです。
・フロントフォークのO/H(インナーチューブ新品)
・ピストンリングの交換
・タイヤ新品に交換
・キャリパーの清掃、ピストンのモミ出し
・キャブの清掃
・ドライブチェーンとスプロケ一式交換(420→415コンバート)
まあほとんどが去年やるはずだった整備メニューなんですけどね。
あとこれね、サインボード。
サインボード
ついに作りました。作りましたというか結局当日までに完成できなかったので、未組立てのパーツをサーキットに持ってきて、現地で組立てすることになりました。しかも自分でやるのではなく、みんなにやってもらうという図々しさ。まあやはり、持つべきものは仲間ですね。文句ひとつ言わずにやってくれて助かりました。ありがとう!みんな!
せっかく作り分けた、長さの違う横線用のプレートと縦線用のプレートをごっちゃに組んでくれても!俺は感謝してるぜ!!
<ORSP 2号車のレース運び>
当日のわれわれオレンジレーシングサービスPEPSI(以下ORSP)のレース運びを、時系列で振り返ります。
☆サーキット集合まで
毎回FSWに来るのにいつ出発するか迷うので、忘れないように書いておきます。
・03:20 目覚ましで起床
・03:45 なんとか家を出発
・03:50 ガソリン給油、忘れ物を取りに家に戻る
・04:00 今度こそ家を出発
・04:15 物欲111邸着
・04:20 物欲111邸発
・04:45 倒立750邸着、発
・06:25 FSW最寄りのコンビニ着、朝食と昼食購入
・06:35 FSW着
この起床時間の「03:20」ってのがイイよね。毎年よくそんな時間に起きれてるよな。。。
☆走行まで
走行にこぎつけるまで、全く時間に余裕が無いのもこのレースのいいところです。もちろん事前準備の悪さも大いに影響してますが。
・まず受付。誓約書など書類記入は当然の当日です。クリップボードを回してみんなに書いてもらいます。
・受付が終わったら、みんなにサインボードを作ってもらって自分は車検。今回は一発合格です。
・車検が終わったらエンジン始動し、ナラシです。今回はピストンリングを交換したのでナラシが必要です。
ナラシ風景
↑3000rpmで水温50℃までって、意外に時間かかるんですよね。2ストの煙の香りがたまりません。
・ナラシが終わったらやっと朝食。コンビニおにぎりを胃にぶち込みます。
・ブリーフィングの前にツナギに着替えて。。
・ブリーフィング。今回はいつにもまして聞いてませんでした(笑)。
・ブリーフィングが終わったらやっと練習走行です。
どうです?ゆっくりできる時間が全くないでしょう??空回り感は十分にありますが。。
☆練習走行
やっとたどり着いた練習走行です。タイヤが新品だったりナラシの続きが必要だったりで、まずは自分がコースインします。
タイヤの皮むきとナラシの続きとしてゆっくり数周した後、2周ぐらい全開で走ってみました。調子イイぞコレ!!
しかしストレートでも物凄いEg回るなー、6速で13000rpmいってもまだ回ろうとするぞ!!
・・・なワケねーだろ(笑)。
早速ピットインして、他のメンバーに乗ってもらってる間に、急いで確認に行きました。3枚のドライブスプロケットの箱のうち、空になってるのが今マシンにセットされている丁数です。はたして空になっていたのは・・・!
やはり13Tでした。
前回調子が良かった14/41というセッティングに対し、13/41では7.7%もショートなセッティングです。今回も整備ミスを発生させてしまったか。。。
みんなにミスをカミングアウトし、練習走行を早めに切り上げてスプロケットを交換することにしました。
毎回なんとかなるんですが、毎回なんかやらかしちゃいますね。。
☆決勝
 ◎レースの作戦
走行順は、転倒23→物欲111→yellowracingさん→物欲111です。
・スタートライダーは、「安心の(?)」転倒23。
・あとは残った三人でテキトーに調整して(笑)、倒立750→yellowracingさん→物欲111、の順です。
1スティント30分で、3順したら6時間でゴールです。
過去の燃費データから、給油は2時間ごとにライダー交代と一緒に行います。
ピット作業だけは最速、というORSの掟にのっとり、ルーティーンのピットは以下のような役割にしました。
・次の次の次に走る人がサインボードを出す。
・次の次に走る人がマシンを後ろから押す。
・次に走る人がエンジンを切ったマシンに乗って走る。
これぞまさにORS最速シフト!
はあ、、、マシン押し要因がひとりぐらいほしい。。マシンを後ろから押すの、けっこう大変なんですよね。。。
 ◎スタート直前
スタートはルマン式です。今回は、事前にエンジンをかけた状態でスタートするようになりました。おそらく昨年のミニろく本コース戦でのスタートトラブルでしょう。エンジンスタートに失敗したマシンに後続が突っ込んだという事故があり、おそらくその対策で押しがけをやめるという事だと思われます。
エンジンスタートを少し手伝って、かかったのを見届けてからヘルメットをかぶったり、ゆっくり用意を始めた転倒23。この時点ですでにスタート3分前を過ぎていたのに。。。
 ◎スタート
ヘルメットをかぶって、グローブをはめて、下半身のストレッチをしていたらいきなりまわりの選手が走りだした!!
というワケでまたスタート失敗です。BSGP9時間耐久の時以来の、スタートフラッグ見落とし事件発生です。なんででしょうねー、もう緊張感が無いのかなー。。この日のために一生懸命準備をしてきたってのに。。ガックシorz
あわててマシンに駆け寄り、ギヤを1速に入れ、高々とフロントタイヤを持ち上げてORSPの6時間が始まりました。
 ◎転倒23の第一スティント
スタート直後に5〜6台には抜かれた印象でしたが、まだ本命のチームは来ていないようです。ヘアピン前後で数台抜き返して、1周目でなんとかグリッド順までは回復したかなー?(動画で確認したところ、オープニングラップは9位で終えていたようです。)
とにかく有力チームが後ろから来るまでにどこまで順位を上げられるかが勝負なので、最初からガンガン飛ばします。
一台、また一台、、、あとは#100:RCR.stoners racingさん(以下、#100RCR)の1台だけだ!というところで!!つかまってしまいました。やはり来ましたね。#7:RTクリクリ・Garage KART 7さん(以下、#7クリクリ)です。自分も、自分が手こずっていた#100RCRも、じつにあっさり抜いてトップに浮上していきました。
あ〜あ、一瞬でもいいからトップを走行してみたかったな。。。
まあ#7クリクリには全く歯が立たないのは最初からわかっていたので、気を取り直して目の前の#100RCRに集中します。
3位走行中
#100RCRはエンジンパワーでは完全にこちらより上ですが、ラップタイムとしてはこちらのほうが上のようです。なので、丁寧にテールtoノーズに持ち込み、コーナーで勝負を仕掛けようとロックオン状態の5周目あたりだったのですが、じつはこちらも#47:神奈ツーwith爆盛旅団Aさん(以下、#47爆盛旅団)にロックオンされていたようです。
写真の周回の次の周回ぐらいで#100RCRはパスできたのですが、その次の周回ぐらいで今度は#47爆盛旅団にパスされてしまいました。。
 ◎スティント後半は#47爆盛旅団に徐々に離される苦しい展開に
再び3位に転落
間違いなく同一周回なんだから、あっさり前を譲るんじゃなくてちょっとブロックラインでも使ってみればよかった。。とか一瞬思いましたが、いやいやまだ6時間のうちの数分しか経ってないんだから、と思いなおし、とにかくペースを出来るだけ上げて前を走る#47爆盛旅団を追いかけます。
しかし残念ながら今回は相手のほうが速かったですね。。#47爆盛旅団は同じ50クラスのマシンなのですが、確実に向こうのほうがエンジンパワーが出てました。また、ライダーの腕も向こうのほうが上手のようです。周回遅れの入るタイミングによっては間隔が詰まったりもするのですが、少しづつじわじわと離されていきます。。。
ちょっと悔しい離され方でしたね。。
あとは、#47爆盛旅団との差をコーナー1個分ぐらいになんとかキープしながらの単独走行となりました。心配していた#82:HEARTSレーシングさん(以下、#82ハーツ)には、なんとか抜かれずに済んだと思います。
ただ少し気になるのが、ヘアピンで接触されていたのでそのダメージが無かったかどうかです。走っている限りでは影響は感じなかったのでピットインなどはしませんでしたが、けっこう激しい衝撃だったので。。
こちらはすでにヘアピンのクリッピングでフルバンク状態、そのシートカウルに左後ろから突っ込まれたので、こちらに非は無いとは思うのです。確かに1コーナーにインから入って1→2コーナーとサイドbyサイドで抜いた直後だったので、もしかしたらびっくりさせてしまったのかもとは思いましたが。
 ◎46周目、ライダー交代。転倒23→倒立750氏
正直、新しいサインボードによる5分前表示は、全く「5」には見えませんでしたが、まあなんかそういう事だろうという阿吽の呼吸で理解し、なんとかフツーにピットインできました。
追突された箇所を確認して、ここで初めて、ぶつけられたのがシートカウルだった事を知りました。まあ、このきれいな外装に最初にキズを付けたのが他のチームの人で、ある意味良かったのかも。
とりあえずは、手で修正できる範囲で形を整えてピットアウトしてもらいました。
 ◎やっとゆっくりできる
走行後の正直な感想です(笑)。朝03:20に目覚ましで起きてから、本当にゆっくりできたのはこの時間が最初じゃないですか?というわけで、yellowracingさんや物欲111氏と第1スティントの様子を話したりしながら、まったりしてました。
倒立750氏の走行の様子?全く見てないです(笑)。
 ◎89周目、ライダー交代。倒立750氏→yellowracingさん
自分の第1スティントの接触でシートカウルが割れていたので、ピットに入ってきたついでにガムテープで補修しました。黄色いゼッケンベースの部分が割れていたら黄色いガムテープをチョイスするという、物欲111氏のセンスの良さが光りますね。
ここでもピット作業は最速というORSの掟どおり、この程度の作業ならマシンを進めながら行います。こーゆうところだけは、プロレス用語でいうところの「ガチンコ」ですからね、我々ORSPは。
 ◎1時間経過後の順位
今回は30分ごとに順位が掲示されるようでしたので、1時間経過という事で順位を確認してきました。ちなみに30分経過時点の結果は、上述の通りマッタリさせていただいた関係上、見に行ってません。
掲示された表をスマホで撮影する人やなんとなく眺めるだけの人、いろんなスタイルで確認している人がいましたが、前述の通り我々は「ガチンコ」ですので、クリップボードにルーズリーフを挟み、50ccクラスの順位とラップ数だけを抜粋してメモをとるというスタイルです。その方がクラス順位上位を狙うための状況を把握しやすいからです。
そのメモによると、というかそのメモを帰ってきてからどこかになくしてしまったのですが、えー、5番手だったかな。1位:#7クリクリ、2位:#82ハーツ、3位と4位どっちがどっちか忘れましたが#5:シモ組&木村さんち(以下、#5シモ組)と#47爆盛旅団、そのあとに我々#2ORSPが続いて、後ろは#91、#99、#9あと#19もいたかな?なんか9のつくチームが混戦模様の接近戦を演じている、といった状況です。
この時点では上位4台にはラップペースでけっこう離されている印象だったので、作戦としてはやはり上位のトラブルを期待するしかないようです。作戦とは言えないですけどね。結局のところ、我々ORSPはマイペースで淡々と走るしかないのです。
 ◎動画撮影開始
今回は動画撮影も頑張りました。yellowracingさんのスティントから動画撮影開始です。
今回は2か所の撮影ポイントから定点観測的に3人のライダーの走りをビデオに収める、という計画です。まずは最終コーナーを撮影しました。ここから見ると、意外に上りの右コーナーあたりからマシンが見えるので、そこから動画に撮影しました。
手ぶれ防止機能はあるものの、最大ズームだとやはりかなりぶれます。かといってフェンスなどに肘を固定して撮影しようとするとマシンの動きに追随出来ない。。。結局、根性で両手でしっかりカメラを持って、ぶれないように気をつけながら撮影を行いました。ヤバい、けっこう疲れるかも。。
ちなみに撮影中は撮影そのものに夢中なので、その時みんながどんな走りをしていたかなんて気にもしていませんでした(笑)。今にして思えば、撮った動画をみんなにその場で見てもらえば、少しはタイムアップのヒントになったのかも。。。
 ◎131周目、ライダー交代。yellowracingさん→物欲111氏
やはりここでも物欲111氏の走りは見ず(笑)、情報収集とビデオ撮影に努めます。ピット作業→順位確認→動画撮影→ピット作業…という流れが確実にできつつあります。yellowracingさんもここで本格的にカメラマンモード突入といった感じで、一緒に最終コーナーからカメラを構えます。
ちなみに確か、順位の大きな変動はなし、だったと思います。
物欲111氏の走り
↑そんな物欲111氏の走り。バックマーカーの処理に苦労している様子がうかがえます。
さあ、そろそろ給油と自分の走行の準備ですよ!
 ◎173周目、ライダー交代と給油。物欲111氏→転倒23
給油は特に問題なく完了しました。まあオフィシャルからは、ウエス持って来いだの消火器持てだの文句ばっか言われましたけどね。。
ライダー交代
↑満タンとなったNSRを押して再スタートする#2ORSP。
 ◎転倒23の第2スティント
コースインするピットロードで、まずブレーキレバーが思いっきり入ってきてるのにビビりました。しばらくドキドキしながら走り、ピットインしてのレバー調整も考えましたが、慣れればなんとかイケるようだったので、とりあえずはそのまま走る事にしました。
それ以外は特に問題なく淡々と走行をこなします。
ストレート走行中
今回は、なぜフロントスクリーンが透明なのか、それをちゃんと考えながら走りました。つまり、スクリーン越しに前を見るぐらいちゃんと伏せて、少しでも前面投影面積を減らすことで空気抵抗を減らし、トップスピードを稼ぎましょうよ、という事です。
基本といえば基本のこの行為ですが、意識してやらないと案外できないんですよねコレ。伏せることで減る前面投影面積なんて数パーセントかもしれませんが、その数パーセントをエンジンパワーやフリクションロス低減などで向上させるとなると相当大変ですからね。
フロントスクリーンは、伏せてそこから前を見る為に、透明なんです。
 ◎216周目、ライダー交代。転倒23→倒立750氏
というワケで特に事件もなく交代です。交代後しばらくしてペースカーが入りました。何の処理だったか忘れましたが、そんなことで入るの??というような内容だった気がします。ピット戦略的には、さっきライダー交代したばっかだし、給油は30分前に済ませてるし、特に何も動きようもなく、そのまま走行してもらいます。
ちなみにORSPの自分以外のライダーは、みんなこの第2スティントがタイムが良かったみたいです。倒立750氏も、このスティントでベストラップをたたき出し、平均ラップタイムが一番良かったのもこのスティントだったみたいです。
もちろん、その時の私はそんなこと知る由もなく、例の順位→動画→ピット作業のサイクルを繰り返してました。
 ◎256周目、ライダー交代。倒立750氏→yellowracingさん
例によって特に問題なし。また、例によって特に走りは見ず(笑)。
ここでしっかり昼飯を頂きます。前回はなんとなく昼飯を食べる暇も食欲もなくてそのまま6時間を完走したのですが、帰ってからあり得ないぐらいの空腹を味わって死にそうになったので、今回はしっかり食べました。炭水化物の摂取を重視したメニュー、焼きそばです。単調な味に耐え、なんとか完食しました。
 ◎3時間経過後のだいたいの順位
例のメモをなくしたのでだいたいですが、以下のような感じだったと思います。
・1位:#7クリクリ
・2位:#82ハーツ
・3位:#47爆盛旅団
・4位:#5シモ組
・5位:#2ORSP
・6位以下:9のつくチームが3チームぐらい混戦状態
この時点では4位までのチームには敵わないと思っていたので、まあとにかくコンスタントに走りましょう程度の感じでした。いやまあ、どの時点でも結局のところ「コンスタントに走りましょう」は変わらないんですけどね。
 ◎299周目、ライダー交代。yellowracingさん→物欲111
どうでもいいですけど、お昼ごはんを食べた直後にピットロードをマシンを押して走るのは、、やはりきつかったです。
ちなみにこっちはマシンに追いつかないぐらい全力疾走で走って押しているのに、その横を追い抜いていくマシンがいてビビりました。いや、ビビったというよりショックでした。俺ってそんなに足が遅いのかな…。いや、向こうは専属のマシン押し要員がいたに違いない!ツナギ着てなかったし!!
1コーナーに侵入する物欲111氏
↑1コーナーに進入する物欲111氏。ごめん、今回、レース中はみんなの走り、全く見てない!!
 ◎3時間半経過後のだいたいの順位
ここで順位に変動があり、我々ORSPが4位に上がったんですよね。抜いたのは#5シモ組。#5シモ組は自分も第2スティントの時コース上で会っていて、あっさり抜かれて引き離されていたので、こりゃ歯が立たない、と思っていたのですが、どうもエースライダー以外はそうでもなかったみたいですね。他のメンバーの証言でも、「そうでもなかった」とのことでしたので、まあおそらくそういう事なんでしょう。
という事でちょっと表彰台が見えてきました。前を行く#47爆盛旅団との周回差は4ラップで、トラブル一回で簡単にひっくり返る差です。コレで自分の次のスティントでマークすべき相手が見えてきましたよ!
前を行く#47爆盛旅団との4ラップ差を少しでも詰め、抜いたとはいえエースライダーは速い#5シモ組をすこしでも突き放す!自分がピットアウトした後に出る4時間経過時点の速報から、#47爆盛旅団と#5シモ組との差をサインボードで教えてもらうように倒立750氏に依頼して、マシンに乗る準備を始めました。
 ◎342周目、ライダー交代と給油。物欲111氏→転倒23
2スティント目で感じていたブレーキが入って来る問題ですが、他のメンバーの2スティント目でさらにヤバい状況になっている、という事だったので、給油中にレバーの調整を行いました。5〜6クリックぐらい(もっとかも?)戻して、なんとか大丈夫そうな感じになりました。8耐マシンにリモートアジャスターが付いているのもうなづける…というか今回のは劣化しきったブレーキフルードが原因だと思います。みなさんごめんなさい。
 ◎待ちに待った順位情報だがしかし
お願いしておいた速報の情報ですが、速報が出るまでの時間+速報を見に行ってメモをとる時間+サインボードを出す時間で、ある程度時間がかかるのは分かっていたのですが、まあ首を長くしてサインボードを待ちます。コース上ではまだ#47爆盛旅団とは遭遇していないので、3時間半の4周差はそんなに開いていないはず。
と、サインボードがついに出ましたよ!!
 
「47  L−7」
 
え?7周差??
2度見しましたが間違いありません。7周差と出てました。何故??ついさっきまで4周差だったのに!!
疑ってもしょうがないので、わかりましたの合図をサインボードを出してくれた倒立750氏に送り、がっくりしながら周回を重ねます。しかし何故だ?周回差ってそんなに急に広がるもの??
おそらく給油のタイミング的に広がったんだと思うのですが、走行中はそこまでは考えが及ばず、ちょっとがっかりなモチベーションとなってしまいました。。
転倒23
最終コーナーにターンイン。この写真、なんか見た事あるような気がして、探してみました。
転倒23@R1000
コレか。排気量が20倍も違うのに、全く同じ乗り方してるんですね私。
 ◎385周目、ライダー交代。転倒23→倒立750氏
終わった――――!!!
毎度の事ですが、最後のスティントを無事に走り終えた時の解放感、安心感と言ったらないですねー。怪我だけは出来ないというプレッシャーは年々高まってますから、その解放感も格別ですね。
ちなみにゴールまでツナギは脱ぎません。どんな事態が起こっても対応できるように。。。
倒立750氏
最終コーナーの混戦を行く倒立750氏。#7クリクリはもう優勝に向け盤石の態勢を築き上げたところでしょうか。もはや余裕のクルージングにも見えます。
1位2位
50クラスの1位と2位のバトル。毎回この2チームには全く敵う気がしませんね。。
倒立750氏
倒立750氏の走りをもう一枚。動画を見てると、最終コーナーのターンインの鋭さが印象的でした。
 ◎429周目、ライダー交代。倒立750氏→yellowracingさん
このあたりになってくると、前述の通り前を行く#47爆盛旅団との差はもはや自力ではどうにもならず、後方のチームとの差も安心できる差で、なんというか、ドラマチック感に欠けるというか、そんな展開になってしまいました。
とはいえなにが起こるかはいつも分からないので、気は抜かず、場内アナウンスの転倒情報は聞き逃さないように過ごします。けっこうコンスタントにいつもどこかしらのチームが転倒するんですよね。そのたびにコースに目を向け、ペプシカラーのNSRがちゃんと走っているか、確認しながら過ごしました。
 ◎470周目、ライダー交代。yellowracingさん→物欲111氏
先ほど、ツナギは脱ぎませんとか偉そうに書きましたが、よく考えたらこのピットインでマシンを後ろから押す時、すでに着替えてた気がする(笑)。
そんな感じで、物欲111の走りを動画に撮りながらゴールの時を待ちます。
正直、今回レース後半は順位に動きも無くて、あんまり書くことが無いんですよね。。
 ◎514周目、ゴール。
こちらももはや恒例となった物欲111氏のゴールです。無事に走りきれて良かったと、毎回ほっとするのもこの瞬間ですね。
物欲111氏ゴール
ピットに戻ってきた直後の物欲111氏。お疲れでした!!
 ◎ゴール後、片づけ、表彰式とか
表彰式まで、片付けや写真撮影を行いながら待ちます。今回、応援に来てくれていたEGT氏ご一家となぜかマシンの前で記念撮影を行う事に。次はライダーとして参加しましょうねー。ちなみにEGT家の長女はまだ生後2カ月そこそこでサーキットに乗りこんできてました。EGT氏の奥さんすげー。
表彰式はまあいつもの感じ…と思ったのですが、クラス3位に入れなかったチームは、今までと違いトロフィーをただ単に渡されるだけのドライな感じに変更されていました。今までは一応表彰台前でセレモニカルにチーム名を呼んで表彰してくれてたのに。。そんなドライな感じの主催者に対抗して、こちらもドライに他のクラスの表彰の途中で抜け出して片付けを始めちゃいました。最後の写真撮影はまた合流しましたけどね。
なんかものすごい文句言ってるみたいになっちゃいましたが、別にそんなに不満があるわけじゃないですよ念のため。
<まとめとか>
今回は残念ながらタナボタ入賞とかはありませんでしたが、逆に言うと、完全に実力でクラス4位を獲れた、と言えるのかなと思います。昨年は6位だったので、確実に実力が上がってきていると言えますね。だからなのかは分かりませんが、4位なんてすばらしい順位なのに、ちょっと悔しかったです。もう少しで表彰台だったのにと思うと。。ほかのみんなも同じ気持ちだったようで、レース後は来年に向けての作戦会議みたいになってました。
毎年、少しずつ良くしていこうと考える事が、このレースに参加する楽しみの大きなウエイトを占めてるのかな、と思いました。
やっぱレースって、、楽しいですよね。

戻れる inserted by FC2 system