2010年3月22日(月) NSR チューニング ポート加工
☆勝ちたい。。。
4月10日の6時間耐久レースに向けて、NSRのポートを加工します。
滅入るチャンさア、気付いてるかナ
オレ そーとーマジなの
モロ本気であのNSR組み直してるワケだから―――
☆まず排気ポート
排気ポート出口側
↑出口側からの写真です。ピントが向こうのシリンダー内壁になってますが(汗)
排気ポートの出口側ですが、上下に、チャンバーのフランジに対して出っ張ってしまう部分があったので、削除しました。
これで排気効率が向上するはず。
排気ポート入口側
↑排気ポートの入口を、クランクケース側から見た写真です。
排気ポートの入口側ですが、
@まず、主にヘッド側の幅を若干拡大し、排気開始直後の抜けを向上。
 ポートの上側は、ほぼフラットです。(ピストンリングの引っかかり対策で、中央部を若干高くしていますが)
A排気ポートの内部をえぐり、排気がピストンセンターから放射状に流れるように加工。
 限られたポート面積で, 最大限の排気効率を追求します。
☆次、吸気と掃気ポート
吸気ポート
↑吸気ポート。リードバルブ側から撮影しました。
タイミングはあまり変えていませんが、中央のリブを細くし、ポート面積を拡大しました。
とりあえずリブ厚は3mmにしています。
掃気ポート
↑シリンダー底面から
この辺はどんだけ効果があるか微妙ですが、
クランクケースからの1次圧縮混合気がなんとなくスムーズに流れそうな感じで、削りました。
☆あとピストン
ピストン
↑ピストンの吸気側です。
吸気穴を、最初から付いているC面の分だけ削ったイメージです。
ホンダ車はなぜか、吸気に「ピストンリードバルブ」という方式を採用しています。
クランクケースへの混合気の流入タイミングを、ある程度ピストンで制御している?感じです。
で、そのピストンを通過するための穴を拡大し、吸気タイミングを早めて、吸気効率を上げる加工です。
ほんとはスカートの下部も削るとイイらしいのですが。。今度やろっかな。
☆最後に、ポート全体のタイミングを早めるために
あと、シリンダーを組みつけるときには、ベースガスケット(クランクケースとシリンダーの間に入るやつ)を、2枚重ねて組む予定です。
それによって、ピストンに対しシリンダーがガスケット分上に上がるため、排気・掃気のタイミングが全体的に速くなります。
高回転化で出力を稼ぐ為のチューンですね。
それだけでは2次圧縮の圧縮比が下がるため、シリンダーヘッドの面を研磨し、燃焼室容積を少なくする必要があります。
今回、はんだで測定して、0.4mm削る必要があることを確認しました。
面研は地道な作業らしいので、またぼちぼちやろうかと思います。
☆結論
知って欲しいのヨ
ポートに手を入れたチューンド2ストEgのあの感覚を―――
ちなみに、上記いろいろ書いてますが、ほとんどリンク先の参考サイトの受け売りです(笑)。ポートチューンも初めてのシロートですし(爆)。

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